最近では「冬」になると、とにかく問合わせが
数多く、私の元に寄せられる。
相談の多くは、見に行くのは、いつが良いかというものが多いが。中には・意味不明な失礼な・問合わせや、質問とも言えない『電話』
に、閉口する事も多い。

最低限の「常識・マナ−」も身に付けていない
方達には、正直・困ったものだ。

『深夜や早朝』の・話は論外』

別に、私が「氷結・情報」の、専属?連絡所では
ありませんよ。好意として、楽しみに・見に行く
人達に、可能な限り・良い時期やアドバイスで
安全に楽しんで・欲しいと。問合わせに答えて
いるだけで。情報・提供で一般の方達から
何がしかの費用を請求している訳では、ないのですから。問い合わせて来られる方にも・最低限の『常識・程度』は、心がけて・頂きたい。

2001年2月7日「産経新聞」 ガイド同行・取材

『氷結・情報』
一般に、予想されている期間とは違う
チャンスの掴み方もあります。

私の場合は、幸運な事に長年・蓄積した、過去からの「情報」と、共に地元
『有馬』周辺から、他の北部エリアに
居住する懇意な人達から、直に現場・情報を聞く。知りえる環境を持っているのが強みです。

『七曲滝』ばかりが、注目される。
『情報』を、最も多く提供して・影響を与えてしまった、私が
文句を言えませんが、少しは想像するなり、手間を惜しまず歩く
方向を、変えるぐらいは考えれば良いのに・・・・そう、思ってしまいます

近年の暖冬傾向が続く中での12月中旬での氷結は非常に珍しかった。先週からの寒気流入を元に私の予測が的中した、タイムリ−な新聞取材でした。『神戸新聞12月14日・夕刊紙面』
例年よりも、早かった「凍る滝・情報」でした。年末にも氷結・状態を問い合わせて来る人達が多かったのですが、他のメディアでも後追い情報として『七曲滝・氷結』が出ましたので、新年早々から、ガイド事務所の「留守録音」に問合わせが入って来ていました。次ぎの『寒気の緩み・最適状態』等の、情報に関して今冬も個別に、問い合わせて来た人達に答えています。1月5日から9日までが、前半の最適・状態でした。
2006年1月9日 『七曲滝』
2006年1月9日 『百間滝』
2005年『神戸新聞』ガイド同行・取材時の掲載・写真
団体での『入山者』が急激に、増加して近年は、危険箇所とは思われない『場所』でも事故者・怪我人が出だしました。
殆どの人の例は、不完全な『装備』です。
2004年と2005年のシ−ズンには滝への入口・箇所
に地元『有馬・警察署』からの具体的な警告・内容が明記された看板が設置された。
2006年には、外されていたが設置箇所が移動したのか撤去されたのかは不明。
近年、この場所の上流部でも道迷い遭難と足場からの転落による負傷事故が起きています。

積雪が、殆ど無い状態でも危険性は存在する季節です。


六甲山山・山頂に向う渓谷沿い登山道は初心者だけでの通行に
は少しばかり、危険が伴ないます。
無雪期には簡単な箇所も、冬季には条件が悪化しています。
固定ロ−プも、必ず常時。残置されている訳では、ありません。

以前に、存在していた固定されたロ−プが今年も同じ様に残され
ているという保障も、ありません。
最近では、理由は判りませんが固定・残置された補助的に利用
できる支点やロ−プ類が、ある日・突然に無くなっている、そんな
事も多発しています。
基本的に補助的な安全確保に必要な『装備類』は個々の登山者
が、自己責任で持参して使用するのが基本でしょう。
『六甲山』範囲では、珍しい警察からの『警告・看板』です。その意味するところを理解する必要が登山者には要求されています。
1997年にも滝下で血痕を見たことが在りましたし2006年の1月にも、頭部を落氷で切った登山者が登山口までのタクシ−を呼ぶ、手伝いを行ったりこの場所での負傷者は意外と多いのが現実です。

2006/04/03 (月) 14:30:26

有馬・四十八滝・七曲滝と百間滝  周辺の厳冬期・氷結滝
厳冬期だけの『自然の造形美』
2004年から、ほぼ毎冬・パタ−ン的には似通った事故が多発しているようです。2008年の1月にも、警察通報や救急隊の要請はありませんでしたが、問題を秘めた事故が一般ハイキング道で発生したようです。