『神戸市心肺蘇生法を広める会』 |
創立 | 平成12年(2000年)3月10日『兵庫県生活復興県民ネット』現在の兵庫ボランタリ−・プラザに ボランティア登録を行った日を、活動開始日としています。 |
目的 | 助かる命を失わせない為に、突然起こる心停止を始め病気やケガに対して、救急隊員が到着するまでの間、近くに居合わせた人が行いえる『応急手当法』の、普及で人命を救い。一人のベテランより大勢の、体験者(救急対応・講習の受講者)を養成。 |
講習 | 目的を達成する為に、受講者の希望に応じて@市民救命士・講習A体験講習B展示(見学)講習 を実施しています。会の趣旨・趣向に賛同、興味のある方の例会への参加も歓迎。 |
講習名 | 時間 | 概要 | 修了書 |
普通救命 | 3時間 | 呼吸や心臓が止まった時に必要な電気的除細動(電気ショック)を含めた応急 手当てなどが習得できる |
発行 |
小児コース | 3時間 | 小児・幼児の呼吸や心臓が止まったり、食物などが喉に詰まった時に必要な 応急手当などが習得できる |
発行 |
ケガの手当て コース |
3時間 | 骨折、外傷などのケガに役立つ応急手当が習得できる | 発行 |
1)『市民救命士講習』
規定の時間や内容で行う講習で、次ぎの3つがある。
(注)上記コースの修了者には神戸市消防長発行の「市民救命士講習(普通救命コース1)
修了証」等と講習名を明記した修了証が発行される。
上記コースの修了証取得者は救命技能の維持向上のため、再講習の受講を推奨します。
受講時間はいずれも60分で、終了後に『再講習シール』が与えられる。
2)体験講習
講習時間などの都合で規定の時間がとれない場合に行っている応急手当の講習で、内容は次表の中から
選択できる。
項目 | 内容 |
講習内容 | 心肺蘇生法、AED(心臓への電気ショック)使用法、包帯や三角巾の使い方、止血法、骨折・捻挫 等の固定法、簡易担架の作り方、傷病者の搬送法、感染防止法、火傷、溺水者の注意事項の 中から選択 |
講習時間 | 小学校保護者参観日などに合わせて1〜2時間位の時間帯で計画 |
その他 | 病気の感染防止、火傷・溺水等の注意事項 |
備考 | 講習修了証等は発行できない |
3)展示(見学)講習
消防や防災福祉コミュニティ、自治会等が行う防災訓練や防災訓練の際に行うもので、心肺蘇生法の
実技やAEDの使用法の展示と三角巾を使った包帯法などの展示を見学してもらうもので、実技体験が
出来ても少人数に限られる。
活動実績
1)市民救命士講習
創立当初は体験講習でスタートしたが、平成14年10月27日(日)から規定の市民救命士講習
(心肺蘇生コース)を開始した。
更に平成18年5月28日(日)からAEDを取り入れて、平成19年9月2日(日)には、市民救命士の
養成数が1000人に達した。
講習名 | 回数 | 受講者数 | 備考 |
普通救命コースT | 50回 | 735人 | 心肺蘇生法コースを含む |
ケガの手当てコース | 12回 | 267人 | |
合計 | 62回 | 1002人 | 期間4年11ヶ月 |
2)体験講習
創立時から続けているものでボランティア団体や小中学校の保護者や教職員を対象にしたものが多く
規定の時間が確保できない場合に利用されている。
近年の体験講習状況は次ぎの通りである。
年度 | 回数 | 受講者数 | 備考 |
平成18年度 | 22回 | 230人 | |
平成19年度 | 12回 | 342人 | 10月20日(土)までの実績 |
3)展示(見学)講習
消防が行う区の総合防災訓練や地域防災福祉コミュニティなどが行う消火訓練や防火訓練時に行う
もので、一回あたり20〜50人が見学する。
4)特別活動
・JICA兵庫の依頼で、国外からの留学生を対象に体験講習を実施した。
平成15年7月13日から平成16年2月1日まで4回25人
・バリアフリー登山学校と共催でキャニオニングと心肺蘇生法の山中体験講習を実施した
(兵庫県鹿ガ壺で)
平成14年6月2日と8月8日の2回30人(聴・視覚障害者3人含む)
・バリアフリー登山学校と共催で平成14年2月16日〜17日三重県御在所岳の雪山登山
を実施(小学4年生と全盲者を含む15人)身障者に接する体験教育の一環
・兵庫県放射線技師会会員200人の体験講習
平成16年6月20日9時半から17時
助成事業
1)福田防災福祉コミュニティ
福田小学校区住民を対象にした『応急手当普及事業』(継続)
2)垂水区ボランティアセンター
区民を対象にした『応急手当普及事業』(継続)
3)兵庫県
・平成16年度生活復興県民ネット地域活動推進講座助成
講座名「身に付けて助け合おう救急法」
・平成16年度地域団体活動パワーアップ事業助成
事業名称「いのちの尊厳を知り連帯して互助を実践する」
・平成17年度パワーアップ事業助成
事業名称「助かる命を大切に」
・平成18年度ひょうごボランタリー基金(県社協)
名称「県民ボランタリー活動助成」
・平成19年度ひょうごボランタリー基金(県社協)
名称「県民ボランタリー活動助成」
・平成19年度ひょうご安全の日推進事業助成
事業名称「突然の心停止から‘いのち‘を救う・・市民救命士講習で構こう地域の安心・・
表彰
1)平成16年11月10日垂水消防署長感謝状
「垂水区民の市民救命士資格取得に貢献」
2)平成17年3月17日兵庫県知事感謝状
「1月17日は忘れない」阪神淡路大震災復興支援
3)平成18年10月22日垂水区塩尾北ふれあいのまちづくり協議会委員長感謝状
「地域住民の市民救命士養成に貢献」
4)平成19年11月15日垂水区防火安全協会長たるみ賞
「長年にわたり救急講習会を通じて垂水区民の安全に寄与」
5)平成19年12月17日兵庫県知事くすのき賞
「人間連帯の輪を広げ生きがいある美しい郷土つくりに尽力」
6)平成20年1月10日神戸市消防長感謝状
「救急活動に深い理解を寄せ救命に重要な市民救命士の養成に貢献」
加盟団体など
1)兵庫県心肺蘇生法を広める会
2)神戸市消防局登録FAST(市民救命士講習実施団体)認定
3)ひょうごボランタリープラザボランティア団体登録
4)兵庫県立生活創造センター ボランティア団体登録
5)健康スポーツ施設連絡協議会 団体登録
会員
1)会員数19人(平成19年12月現在)
2)役員 会長・副会長・会計各一人、会計監査2人
事務局
〒655-0013 神戸市垂水区福田2-2−33 会長 金子康男
電話・ファックス 078−709−2877
プロガイドとして、絶対に習得不可欠の『レスキュ−』関係での技術『心肺蘇生法』の、普及は市民ボランティアとしても意味のある活動だと、私は考えています。キャニオニングや沢登り愛好家には、特に実践的な現場で行っている講習会は、参加する価値のある『企画』だと、薦めています。 |
2009年1月25日 例会にて幾つかの項目が変更されました。
2009年1月の例会にて、進入会1名と退会者1名の報告。今後の活動方針と講習講師の派遣・等の確認。 年会費の納入方法に関しても一括・郵便振込みを採用する事が決りました。会則の主な改正箇所(新規会則配布)に関しては、第6条の年会費未納者は会員の資格を失う。第や条・年会費は1000円とする。第13条・支払い規定を作成し、支払いは、この規定による。2009年1月・例会で決定しました。 |
『広報・活動』の一環として、新聞社への各種・企画の報告と、研修会などの期日と実施場所をFAX&メ−ルの利用で送信。 |