クロカワ・メモリアル・ロック |
雑誌などで公表されているのか、どうかは 分からないが個人的に30数年前から、この 岩場をクライミングの場として使っていた先輩 達が、いた事は知っている。 当時は『黒岩バットレス』それに類する名称 で呼ばれていたと記憶する。 一時期、現在の谷入口・最初の『岩場』に数本 のエイド・ル−トが拓かれていて、残置ピトンや ボルト類は、その頃に残されたものだ。 知る者は少なく。いつしか訪ねて来るクライマ− も途絶えた為、うっそうとした潅木・蔦と苔に 覆われて、壁下を歩く登山者からも岩場として 見られず、忘れられた『岩場』の、一つだった。 今風のフリ−クライマ−の期待に応える岩場で は無くて、岩場の状態を把握できて利用する事 が可能な、クライマ−にしか使い道は無い岩場。 岩質と共に、節理にも不安定な部分が多いので 利用には、本当に注意が必要。 2007年に、再訪すると残置ボルトの数量が驚く ほど増加していたり、幾つもの新しいホ−ルドが 誕生したり、消滅していた。意外な程に利用者が 存在していると言う事なのだろうか? |
マンサクの木 |
開拓を始め出した頃に、二人のハイキングを楽しみに岩場下で出会った、方達から【周辺のマンサクの木】だけは、切らないで欲しいと言われた。花の咲く季節には、仲間も含めて楽しみに上がって来るそうだ。
約束通り、【木】は、切らずに取り付き付近の整備を終えたのにル−トの整備に、取り掛かる時点で誰かにスタ−ト地点や岩場まで上がる、巻道・部分の立木を伐採されてしまった。
開拓(整備)作業を始めて2ケ月ほどの期間が過ぎて 『兵庫県・環境課』からの、「勧告・看板」書面をパウチされた ものを4枚、岩場・取り付き付近の立木に張られたのを確認し 帰宅後、すぐさま管轄・関係部署に連絡を入れた。 |
『岩場・使用と整備の問題は無く』継続・開拓。 |
岩場の『整備・開拓、作業・期間』の中で、私以外の誰かが 取り付き付近の「立木の伐採」と、焼却・作業を行なった事は問題。 一枚でも、メモ書きを残すとか、連絡が欲しかった。そういった行い が、以降の「問題」となった事を、当事者は知らないだろう。 |
スパナを利用すれば回収できる『ハンガ−類』が、かなりの数量・誰かによって盗まれていた。 2007年には、逆に支点数は増加していたが、2008年の春には、そういったピトン類も含めて、残置支点の、半数ぐらいのハンガ−は消えている。 |