2013年1月23日 『パタゴニア・シヨップ・メンバ−対象のアイスクライミング体験講習会』
基本的に『パタゴニア江坂店・岩崎氏』を中心とした、スタッフ参加の技術講習プランで実施
2日前にTV番組ガイド依頼で、この『七曲滝』氷結箇所を使用していたが、22日の降雨で殆ど全ての、氷結、凍結箇所が融けて、中段滝から上部『滝芯水流』付近の氷板状箇所は完全崩落、状態だったので、予め講習環境を予測、想定して『ドライツ−リング』対応の、各種・専門用具とアックス類を参加者、人数分・用意して来たので現地で講習プログラムを大きく変更した。内容的には、次ぎの機会の『アイスクライミング』に充分、有効かつ対応出来る内容の技術指導&講習プランが行えたと感じています。
今回も、懇意にしている新聞記者2組が、入山時間帯から合流して一緒に入渓。取材などの特別枠のみ、紹介・利用している林道ゲ−トの開錠で新聞社・使用車1台のみ林道上部に上げる。一般利用は出来ません。
講習プログラム用と撮影対応ユマ−リング専用の固定ロ−プ等を設置。滝中段から取り付き付近を見下ろすと積雪も殆ど消えている事が判る。一日の降雨で、氷結状態も完全に変化していました。
今回は私の山友Tさんが事前に『ゼンザイ』を家で作って、持って来てくれました。食器や割り箸、ぜんざい用に塩昆布に御菓子なども持参してくれて、すっかり御世話になりました。参加者・皆で食べ切れない量だったので午後から入山して来た見知らぬ登山者、滝観賞が目的のハイカ−の皆さんにも大判振るまい。
冬の谷で、熱々『ぜんざい・餅入り』です。
今回の『パタゴニア・スタッフ』のメンバ−向けに岩崎氏と共に企画した『アイスクライミング体験講習』は、アイスクライミング未体験者にも、実際に現場で役立つように先鋭的なアイス・ギアも各種、実際に使用して貰える様に準備してあり、前日の降雨で氷結環境が悪くても現代的な『氷用のギアを使って、岩も登る、ドライツ−リング』にも対応、技術の体験と指導が行えるように準備した企画です。

毎年、この時期に新聞・各社からの取材の申込みがあり。今回は長年、個人的にも付き合いがあり、山関係の情報を『プロガイド』の立場として、安全性が様々な人達に伝わればと思い、それぞれの担当・同行記者の皆様には『冬の谷』に入る、危険性や安全策、心構え等を紙面に記載と願っています。

今回の企画にも、懇意にしている『朝日新聞』『産経新聞』から、各2人の記者、合計4名の新聞記者が同行取材してくれ、『朝日新聞社は翌日の1月24日の朝刊紙面』『産経新聞社は翌日24日の朝刊と夕刊紙面』に記事として取り上げて戴けました。