99年の『キャニオニング体験スク−ル』期間に、最初にベ−ス地に持ち込んだのは太陽熱・蓄積タイプの野外・簡易『シャワ−&半身風呂』だったが。これは2ケ月半の滞在・期間で実際に快適に使用出来たのは2週間程度で、稼働率が良い『野外・風呂』とは言えなかった。翌年の台風・被害でベ−ス地と宿舎西側の日当たりは杉林が半分ほど消失したので、良くはなったが、ソ−ラ−システムで本格的に『野湯』を楽しむのには経費面を考えても、あまり効率が良い方法だとは思えなかった。翌年、ちょうど遊びに来ていたBS時代からの実に40年あまりの長い付き合いのある『寺澤・君』と、仕事を終えてベ−スで、くつろいでいる時に、毎夏の恒例行事としてキャンプに子供達を連れて来ていた『安富町・教育委員会』が使っていた、ドラム缶を1本を格安で譲って貰える事になり。缶を乗せて火台に使うコンクリ−ト・ブロックも利用出来る個数を譲ってくれる話しが進んで、経費を寺澤君が支援してくれた。
燃料の薪は、同じ時にキャンプ・ファイヤ−が突然の雨で中止になったグル−プが置いていった大量の丸太や製材所から出た廃材の杉板を、山荘の方から使ったらと・うれしい提供で、これを台車に乗せて下の広場から2時間ほどでベ−ス地の水場・裏に積み上げた。
キャニオニング・スク−ル参加者に使って貰う、だけではなく。水遊びで身体が冷えた子供達も大勢、キャンプ地の中で遊んでいるので、気楽に誰でも声を、かけてはドラム缶・風呂を使い始めたので、近くの関・集落に、お住まいの北山さん・からも・これは風呂燃料に使うのには、勿体無い・と思えるクヌギの丸太・割り薪を頂ける事にもなった。
軽トラックの荷台に満載して、シ−ズン中に補充に何度も運んで来て頂き。本当に感謝です。お孫さん、が夏休みにオジィチャン家に遊びに来ていて、この少年が面倒見が良いと言うか、小さな子供達を、せっせっとドラム缶・風呂に入れるのを手伝ってくれたり、オジイチャンを手伝っては薪運びにも汗を流してくれた。
お礼に、キャニオニングを無料・体験。ついでに新聞・取材の時の参加者モデルにも協力して貰った。
95年のスク−ル期間が、ちよっと役場の都合で例年よりも施設・利用が遅れて、私は2週間ほど入山が遅くなった。前半に、その為・彼とも会えなかったが8月には、再び遊びに上がって来て。昨年と同じ様に薪運びも手伝って貰う。
17歳の夏休み。北アルプス穂高岳での
『槍穂高・縦走』を友人と終えて、松本に下りて来てから一人で入山した、南アルプスでの縦走・途中に、下り降りた林道・奥部の作業小屋にて親切な工事作業のオジサン達に、一夜の宿を借り受けて、夕食まで御馳走になった。
当時、確かランプの灯火の下で聞いた話しでは皆さん、青森・岩手方面から働きに出て来て、この山奥での作業に一夏・従事しているとの事だった。
夕食後、機材置き場の屋根下に張ったツエルトに戻ると、『風呂でも、入ってイケヤ』とオジサン達に誘われて、この時に初めて『簡易・風呂=ドラム缶・風呂』を体験したあれから、40年の月日が過ぎて、あの時に親切なオジサン達に、設置方法や少ない、薪で湯を沸かすコツ等を教えて貰っていた事を想い出す。
『青森・岩手、方式・ドラム缶・風呂』と呼んでいる。この2年で、これまで・このタイプのドラム缶・風呂に入った事が、あると私に教えてくれた人は、キャンプ関係とか安富町の教育委員会の担当者を除けば、戦時中に南方で、使ったと懐かしそうに眺めていたオジイチャン一人ぐらい。
最初の頃。子供達が缶に楽しいラクガキを書いて
くれたが、ススでドラム缶・全体が真っ黒に、なる
ので、シ−ズン終了・間近には何も見えなかった。
ガイド常駐キャニオニング体験
スク−ル・サ−ビス
ドラムカン風呂
こんな『野湯』を作ってみたい。
うら若き『美女達の水着、姿』の写真も多数・記録用?に残っていますが。許可も得ずには公開できない。 ドラムカンの中に、入っている写真ならば 御容赦、願えるでしょう。 |
2005年8月21日『神戸新聞社』から取材 |
記者の『取材体験』記事の中でドラムカン風呂・入浴の 感想も書いてくれていました |
---|
夏は、殆ど毎日、このドラム缶の風呂を朝から
沸かしています。
次ぎの拡張予定では、もう数本のドラム缶を
並べて、湯沸し専用のを置けば常時、新しい
湯を供給できて快適になるでしょう。
そろそろ『情報』で出るかなと思っていた。
やはり、取材する側の人が実際に、この種の
体験をすると記事も面白い。
2004年・スク−ル終了後の使用ドラム缶は ぜひにと請われた、地元の方に譲った。 2005年・利用の『ステンレス缶』は翌年にも 使用するので、懇意にしていただいている集落 の方の、倉庫に保管して貰って帰って来た。 |
毎年『キャニオニング・スク−ル』参加者は自由に入浴できます |
最近(05年)に、親しく付き合いのある(某・地元・温泉経営者・関係)の方と、スク−ル地のリビング・スペ−ス?で話しが盛り上がっているというか、私が提案を強く薦めている『野外・イベント・温泉計画』が現実味を増して来ました。スク−ル・ベ−スの裏の川に組み立て湯船・簡易タイプを設置してタンク車で『湯』を運び、焼き石・利用も含めて、幾つもアイデアがあります実現できそうです。 |
2006/04/05 (水) 1:08:08
近所の親切なオヤジさんの農機具・倉庫に 下山時に預けて、補完して貰ってます。 06年には特製の木製『蓋』を作ってくれるそう ですから、風情が一段と良くなりそうです。 |
人の好意や親切を理解しない人達も 多い。水遊びで身体が冷えた、一般の キャンパ-や遊びに来ている親子の中でも 子供達には、沸かしてある湯が使える時に は、誰にでも使って貰ったのが悪かった。 クチコミも手伝って、いつでも誰でも勝手に 使って良いと勘違いしている親子連れや 身勝手極まりない人達が、目前で了承も 得ずに使おうとする。困ったものだ。 子供が利用している最中に、私に声も掛けず 無視して写真を写しているような親も現れた。 人の親切を利用して、仲間に自分が使える 権限を持っているように装う態度を示す、母親 も一度いた。 |
設置場所を気分や、星の運行に合わせて自由に 移動できるのが、この『ドラム缶・風呂』の最も良いところ。今夏は、川辺に動かそうとか『蛍見物』に 少し、場所を移そうとか、色々と考えるのも楽しい。 水の供給も、燃料の問題も『山中』では大変だが 施設に隣接した、環境では大きな問題も無い。 いつか、林道・奥部に持ち込んでパイプを連結し 渓流からの水流と、天然薪で静かな『星見湯』を 実現させよう。 |
『ドラムカン風呂』は、この数年ロ−カルTVや、地域の情報誌・新聞の記事からも、取材を受けています。 TV局の、リポ−タ−体験として、若手のアナウンサ−等も、キャニオニング後に入浴して、子供達と一緒の映像が出たりしたので、わざわざ『ドラム缶・風呂』だけを、見学に来る親子連れや、年配の観光客も珍しくありません。 |
2009年の『スク−ル・ベ−ス』に設置した外風呂『ステンレス・ドラム缶』 |
薪は『兵庫プレカット』さん、からの御好意でスク−ル活動中に数回、提供して頂きました。 鹿ケ壺山荘の支配人から、足場に最適なU型ブロック1個を頂戴。設置は例年より遅く、撤収は今期も古い友人のテラッチが、2日間も手伝いに来てくれて、スム−ズに終了。 |
2011年の夏のスク−ルから、新しく購入した『ステンレス・ドラム缶』1缶を追加使用しています。 |
夏のスク−ル期間は、大抵5日〜1週間ごとに『ドラム缶・風呂』用の燃料として廃材を調達、運搬しています。だいたい、私の車の積載部分に一杯に積み込んで、ベ−ス間を2往復が目安。 |
『ドラム缶を利用した野外風呂』に興味を、お持ちの方へ、御薦め入手方法をお教えします。アップコ−ポレ−ションさん、が御薦めです。 |