1970年代に創元社・発行の『六甲山ハイキング』で、紹介されていた岩場情報の一節や、クライミング関係として僅かに紹介されていた概略図と、変色して等高線さえも定かには確認できないような『地図』を借受けて、一人で入渓した記憶があるのだが、その当時は写真機も持たず(中学生でカメラを持っているのは、余程・裕福な奴らだった)履物も普通の運動靴だったので、滝の通過を完全に行えたかも覚えていない。その後、この渓流にクライミング目的で再訪する機会は無くて、『登山体系』や『関西の岩場』の項目執筆で少し、古い記憶の岩場を懐かしく探査目的で集中的に訪れる、機会があった時期に仲間を誘って入渓してみた。 1991年8月20日と当時・携帯していた古いガイド・ブックの概略図の端に書き込みがあった。この頃には『砕石場』範囲で、全面的に『立ち入り禁止の看板』が、アプロ−チ途中から設置されていたが、この頃は完全にはガ−ドされていず、奥に立ち入る事が可能だった。 現在は完全に『入山する事は適わない』今、現在『夫婦岩』や『大滝』が現存するのかも判らない。 |
尼子谷 |
写真が利用できそうなので、資料を整理後に作成予定 |