播但・播州『社・三草山の岩場』石切り場・跡 |
『ROCK&SNOW/026』Chronicleに紹介された、近畿圏でも新しい岩場 この播但・播州、範囲で精力的に新規エリアとル−ト開拓を推し進めている大阪の 「ル−デンス・アルペン・クラブ」メンバ−により、発見・開拓が行なわれた。 『三草山』登山口の近くに位置していて、ハイカ−の通行も多く最近ではクライマ− 以外の人達からの視線も多く、岩場・直下までの車の乗り入れなどは、開拓者からの 提言を待つまでも無く、自粛するのが当然だろう。 |
古いタイプの素掘り形式で、山腹を切り出した『石切り場・跡』なので、終了点・付近の不安定さには今・現在も、充分に注意する必要があり、岩場の下部・段差、付近にも、不安定な露岩が残っているのでル−ト間の移動にも、注意しておいた方が良いだろう。 『石切り場・跡』特有のフェ−スとスラブ壁と段で、構成された岩場は全体の確認を、直下の林道から行えるが、平面的なので目的のル−トの確認は、各ル−ト間の位置関係と残置ボルトと壁上の終了点(アンカ−)で確かめておかないと、意外とル−トが隣接しているので間違えやすい。 ハイカ−の通行が多く、平日でも散策者の視線もあるので、社会常識的に行動する事が求められる。 『2006年・現在』開拓・記録の公表後から、講習会・などにも頻繁に利用されていて、情報も多いが 浮石・落石の危険性は残っているので、注意する必要がある。 岩場への侵入・車道からの入口は、中国自動車道から国道175線より、372号線に入って北上。 山口バス停・前から「三草山・登山口」へ、少し早目に右折すると同じ「三草山」ハイキング道だが 岩場とは離れた『箇所』に、入るのでコンビニを過ぎて、少し先の右折・入口を見落とさないように。 駐車はゲ−ト手前までのスペ−スに、雨宿りに使える休息所・前が適当。トイレあり 2007年に監督官庁・行政からの、現状監視・関係者による視察が行われた。理由には、岩場の利用者と 考えられる、数組の集団が立ち去った後の大量の『ゴミの散乱』を、通行中のハイカ−が発見、通報した 事が原因。駐車スペ−スと屋根のある、施設での夜間・宿泊や大声・その他の、社会通念上は地域・住人 からは容認できない状況も、そろそろ深刻化しだしている。 |
ル−ト間の移動中、不注意から転落。緊急搬送されたクライマ−や、グル−プ内での引き起こした『落石』による、初歩的なミスから引き起こされた事故が、クライマ−以外に知られている。意外と、人が通行する人気もあるハイキング・エリアでもあり、注意する必要はある。 |
週のうち数日は、居住しスク−ル装備の保管庫も、近くにある私には、身近な場所にある『岩場』だが、個人的には全く利用しない。講習会で使うことも無いだろう。 |
この岩場の存在に関しては、80年代の前半期に東条湖・近くの別荘地の岩場で若い仲間達と遊んでいた時に、仲間の一人が家族で別荘地探しの途中に、岩場の対岸に拓かれ始めていた『別荘地』から発見していて、私に報告してくれていた。この周辺には車道から確認できる山腹斜面の露出した岩が、かなり多くて点在するゴルフ場・周辺の為の道路で簡単に接近できる箇所も多い事から、地元の登山者には岩場歩きのコ−スは多数、知られていて話題としても、かなり古い時期から取り上げられている山域だった。 (上・写真)も、対岸の別荘地へ入る車道から撮影したもので、岩場の全体が確認できる。 |