『渓流で遊ぶ』濡れる事を基本に、体温の低下を防ぎ保温性を考えた衣類を考えましょう。 |
真夏でも『渓流・遊び』特に、シャワ−クライミングでは基本の 衣類は『長袖・長ズボン』皮膚を露出させないのは、擦り傷や 岩場、山の中での不注意から引き起こす『怪我の防止』の為 だけでは無く、転倒などに備えた防御的な意味合いと『保温』 も考えての事ですが、濡れると素材が縮み、動きを妨げたり 『綿製品』の様に、気化熱で急激に体温を奪ってしまう様な 素材で作られた『下着・衣類』の使用は、最悪・不適当。 |
ボリエステル等の合成繊維・系の濡れても乾きが素早く、体温 の低下が急激に引き起こされない『物』を選ぶ必要が基本。 現在では『登山・専門』衣類を高価な金額で購入しなくとも 性能的には似通った、安価な市販品は流通しています。 『ドライ・メッシュ』や、それらに類する名称で市販されている 比較的、安価な『衣類』に、夏期ならば充分に使える『物』が 存在しています。濡れても、乾きが早く理想的には、繊維自体 に吸水性の無い物が理想的。 皮下脂肪が大人よりも少なく、体温調整・能力も弱い子供達の 水遊び時には、充分な注意が必要です。ある「物」を使わなけ れば、ならない場合でも組み合わせの工夫に注意が必要。 |
衣類の重ね着で『必要な保温性』を保持する事は 水流の中で遊ぶ『ジャンル』では、基本的に役に 立たない考え方です。 『ドライ・ス−ツ』の様な、特殊で非常に価格が高い 特殊で、まず一般的な遊びで使えない装備・衣類 ならば『完全防水』と言う、考え方での『保温』は 可能ですが、まず一般的ではありません。 『キャニオニング・スタイル』で、ウエット・ス−ツ等を 使用するのも私達は実際に、行っている方法の一つですが、これも子供達が気楽に体験するプログラムで常時、使える訳でもありません。 ある『物』や、比較的・安価に入手できる『物』を 賢く使用するのが、現実的に最も良い方法です。 最低限の『衣類』は、無ければ購入すべきです。 |
ネオ・プレ−ン製の渓流専用の『ウォ−タ−・スパッツ』と同じ素材の専用ソックスは、子供達の渓流遊びの現場では必要品です。撥水性能の落ちていない雨具(上着)下には、ネオプレ−ン・ベスト等も利用します。 コ−ス内容によっては、膝の保護用プロテクタ−や、肘用も使うと良いでしょう。ヘルメットの装着は常識です 足元『履物』も、沢で本当に使える『物・以外』を使用するのは、難易度の『沢登り・以下』の渓流プログラム で、フェルト底に代わる簡易タイプの滑り止め・措置を施した、紐締め『靴』を使う場合のみ。 安価な「マリン用や釣具屋の格安・品」で、購入して来た履物は「渓流での活動」に適している訳が、ありません。価格が『安い・と言う理由』が、使える基準に適合している訳では、ありません。 |
子供達が、普段の生活範囲で使用している『衣類』を、工夫して企画に参加できる内容のコ−スは限定 されます。汚れる事が基本で、着替え準備で渓流から上がって、素早く保温や適切な環境に戻れる態勢が用意できる。そういった『企画・内容』と、緊急時の対応も可能な限り素早く対応出来る『場所』そして、それらに確実に対応・対処できるだけの経験と知識・能力を併せ持った担当者が実施している『企画』 そういった内容で実施される『企画』ならは、意外と気楽に誰でも参加して『渓流歩き・シャワ−クライミング』の基礎編は楽しめます。 |
下着には水着を着用するのが基本ですが、筋肉疲労を軽減する ハ−フ・タイプのスポ−ツ用タイツ類を使用するのも良いでしょう。 最近では『ユニクロ』等から、比較的・購入しやすい価格帯でも この種類の『タイツ類』が、夏期には販売されていて、御薦めです。 長ズボンは間違っても『綿製品』のGパンや、それに類するズボン は不適切な選択で、濡れると脚の自由な動きを妨げるだけでなく 疲労の元となり、危険でさえあります。そして、これらの素材は濡れ ると繊維が乾く時に、体温を奪い『保温性能』は全く、ありません。 体育やスポ−ツ時に使っている『ポリエステル・ジャ−ジ−・パンツ』 で充分に使用に耐えます。 薄いスポ−ツ・タイツ類は、慣れても水切りが良くて動きやすいので 私も使用していますが、薄い事で不都合も多く生じますから、子供達 の体験時に使うのは、薦められません。 |
いくら交通の便が良くて、手軽な渓流でも企画の終了後には当然 歩いて、元の場所やスタ−ト地点に戻ります。 サンダルやスリッパ類の履物で、気楽に参加するのは間違いです。 『渓流・専用シュ−ズ』は国内では最少サイズは22・5Cm これ以下の、サイズは市販品の中には、存在していません。 地下足袋に草鞋・そして専用の指割れソックスのセットの使用も子供 達には良い体験です。 応用編は企画『参加者に個別に、お教えしましょう』意外な工夫と応用で快適な渓流・遊びに、使える方法が身近に存在しています。 |
狭い地域範囲での、自然保護・活動グル−プからの依頼を受けて 小学校・低学年の子供達と家族を『六甲山・東部の仁川渓谷』にて 野外学習プログラムと、最近は呼ばれだしたガイド活動を始めたのが 1980年代からで、現在この毎夏・好評で実施日程を、半年・以上も前 から、御問合わせ参加・申し込みの連絡も頂く『親子参加・向き企画』 として2006年で実に四半世紀の期間・継続実施の国内初と呼ばれる 夏の定番・企画となっています。 この種の『変った企画』と、以前は判断され・珍しがられた企画内容も 最近では子供達の自然体験の機会と、冒険プログラムに着衣水泳と 内容が正しく、理解され出して私自身は企画内容を格別に変更したり 何かを付け足した訳ではないのに、メデイアからの取材も含めて少し 不思議な感覚に捉われる。 以前から子供達の自然な笑顔を、文字通りの自然の中で見れる機会 はプロガイドの立場を超えて、それ自体が楽しく価値の高い活動だと 私は考えていました。 自分自身の愛娘に、何かしら身近なし全環境から受け取る感性・感覚 に響くインスピレ−ションや身体的な活動から、響き受け取る感動や 疲労も苦労も、含めた耐える力を親としての立場・意識から与えたいと 考えています。クライミングと比較して、実際の活動期間は短くて季節 的な限定や、装備類を含めての準備作業にも労苦を伴ないますが夏期 のみの季節・限定や短い期間だからこその『楽しみ方』季節と共に生き 楽しみ、学ぶ機会として『沢・渓流・渓谷、環境』で、直接的に水流に 触れる、この遊びは価値があると信じています。 |
『六甲山』の東端に位置している『仁川渓谷』は、住宅地の外れから簡単に入渓でき、交通も阪急・仁川駅から徒歩・約20分で子供達を、簡単に水流・渓流に導けるが夏期の『水質・環境』には充分に注意する必要があります。子供達を引率しての『コ−ス利用』には、基本的にクライミング装備による安全確保も必要です。 |
『増水時』の仁川渓谷・上流部。水質が改善されて、子供達にとっては素晴らしい冒険の舞台として得難い 体験になるでしょう。サポ−ト方法と共に、緊急時のエスケ−プや最悪の状況を充分に想定して、利用すべき自然ですから、見よう見真似で、この『コ−ス』を個人の遊びで使うのは薦められません。 どの山域でも、重要な事ですが最適・期間や自然環境に関しての、充分な観察・子供達を引率しての企画では重要な『水質の判断』予測すべき『危険からの回避』これらの項目を無視する事は、いかなる目的があっても、いけません。渇水期の水質が『最悪・汚濁の状態』でも、企画を実施したり無防備な子供達を、無謀な状態の中で遊ばせる人達を、最近では六甲周辺・他のエリアでも頻繁に目撃するようになりました。 青藻が発生しているような、濁った水流や溜まった水の中に汚濁物が沈殿しているような渓流で『沢登り』を楽しむのは、やはり問題が多く、特別な目的があるのならば別ですが『自然環境が回復した、最適期間』や条件を見極める、判断が必要です。衣服の問題も、安全確保の問題も充分に考慮すべき事です。 |
播磨・播但、範囲の手軽な山々にも、子供達にとって(大人にも)充分に価値あり、楽しめる沢は多い一般的に公開されている『山岳関係のガイド・ブック』や、専門誌の中で紹介されているル−ト情報で、困難とが高いと評価されているル−トでも、企画の内容しだいで小学校・範囲の年齢の子供達が挑戦して大丈夫な場合も多い。 例えば、関西でならば『本格的』と、長年・評価されている大台『東ノ川』や『堂倉谷』等での、完全遡行も私のガイド・プランで8歳から、15歳で達成している記録もあります。 |
川遊び、では水圧抵抗や激しく落下する、滝の水温も小さな子供達には、大人とは異なる精神的な圧力・危機感を抱かせるものです。大人の感覚だけで判断していては、いけません。子供の視線とは、感覚的な問題も含みます。自分を『守る能力』に、欠けている子供達が増え出していると感じます。 |
震災以前からの活動で、旧・郵政省・管轄での ボランティア補助・支援プログラムで実施されてい た企画・支援の対象として選ばれて、この子供達 参加のプログラムを実施する機会に恵まれました。 地域の『郵便局・局長』さん達からの、推薦を受けれ たのが、支援対象としての大きな理由です。 震災後の『仮設住宅地』の、子供達・招待の企画に 関しては、『朝日新聞』等の地域枠・情報として記事 紹介されました。 障害児・参加の『各企画』に関しては、参加者・同意 が得られない場合の、いかなる情報・公開も行って はいません。 |
単一のグル−プ枠での企画・実施とは別に一般 公募の『企画』実施は、ごく限られた短い期間で しか、身近な『六甲山』で開催できません。 先ず『水質環境』の確認後にしか安心して実施 できない『企画』だと、御理解下さい。 『予約』は、前年から申し込まれている人達もいる ほどに、人気の高く、リピ−タ−参加者も多い企画 です。 『装備』安全確保に使用する用具類は殆ど、全て 担当プロガイドが御用意しています。 子供達の衣服の基本は『汚れて良いもの』これに 水切りが良くて、動き易い「衣服」を考えて普段の 衣服の中から、適当に選ぶのがコツです。 体操着などが適しています。 『登山用』他の、専門的なスポ−ツ衣料を準備する 必要は、ありませんが動き易い衣類の選択は大切 です。 |
例外は、ありますが小雨・実施の企画で計画しています。最初から濡れる『遊び』ですが、山への行き帰りの降雨は夏期にも体温を奪います。簡単な雨具の用意は当然ですから、『傘』以外の雨具を準備して下さい。『上下セットの雨具』の使用が最善となります。 |
長袖・長ズボン、肌の露出を可能な限り減らして、水中で危険が予測される場合には渓流専用・装備の保温性や防護・性能を考えた『系流用のネオプレ−ン製のスパッツ』等の、利用が必要です。 以前とは違って、登山や専門的なアウトドア専用用具を購入したり、専門店まで足を向けなくても市販品の大量に流通し、意外と安価に入手できる衣類や遊び用具の中にも応用して使える品物が増えています。ラッシユ・ガ−ドの様な濡れても、素早く乾いて気化熱の影響で身体を冷やさないタイプの『シヤッ』類や安価な水遊びに向いた軽い靴等も、手軽に購入して使えます。 『親子企画』に参加される場合には、私のオリジナルな用具の使い方で、普段の生活の中で使っている衣類や持ち物を組み合わせて、とても便利で安全に渓流プログラムに参加するのに、適した『装備』を用意して使うことも可能です。そういった『普段は見えない、知らない』目から鱗的な技術も、お教えできます。 小さな子供達が楽しく、かつ安全に、そして快適に企画で楽しめる様に充分な専門的な装備と用具をスク−ル・レンタルで利用して頂けるのもプロガイド企画のメリットです。 |