確保器具『ビレイ・ディバイス』の改良・進歩 |
製品として世界で、最初に『確保・器具』として登場した『サレワ』のビレ−・プレ−ト |
9mmと11mm、二つのロ−プ径に対応するタイプ |
『シュティヒ−ト』と、呼ばれたドイツ「サレワ社』のプレ−ト・タイプの確保・制動器具。 |
シングル・ロ−プ専用品。Wロ−プ用、径の異なるロ−プの利用も、可能なタイプ等と数種類あり初期に、発売されていた「物」には、円形プレ−トに一つ穴の重量・配分とかを考慮していないような代物も存在していた。 |
ロ−プ・ロックを防ぎ。制動能力の向上も求めた『バネ付きタイプ』は、利用者が多かった |
シンプルな『プレ−ト・タイプの制動・確保器具』として、最も優秀な性能を持ったタイプとして評価は高い |
類似品や、バネ付き、の改良品も登場したが、その頃には主流・用具は『バケツ・タイプ』に移行していた |
単純に『プレ−ト・タイプ』からの、発展系で生まれた確保・器具ではなく。より優れた機能性を有していた俗に『バケツ・タイプ』と、呼ばれる制動・確保器具は、現在のビレイ用具のスタンダ−ドです。 放熱性に優れた、丸型タイプから現在ではシンプルな角型・形状の物へと進化していて。制動力を2段階に切り替える、事の出来るタイプが最も利用価値が高い。 |
『ドイツ・サレワ社・製品』90年代、前半までは頻繁に新しいアイデアやデザインの高機能クライミング・ギアや、改良されていくクランポウ(アイゼン)類の、先導的メ−カ−の一つとして、日本国内では愛用者が多かった『サレワ』製品だったが、進出華々しく斬新で素材面でも、これまでの欧州製品とは異なるアメリカ・メ−カ−の製品類の、入荷と愛用者の増加で2000年・以降は、かなり影が薄くなった。それでも、(下・写真)タイプの当時としては、画期的・機能性を有した用具は、後に継承系の更に高機能なクライミング・ギアを生み出す、きっかけとなった事は事実。 |
オ−ト・ロック機能としては、使用に耐える最も初期に製品化された『制動・確保器具』 |
俗に『バケツ型タイプ』と、呼ばれた確保・器具と初期タイプの『ビレ−・プレ−ト』の発展・改良期間に欧州圏から、幾つかの同一・機能を求めたセカンド・クライマ−の確保で、オ−ト・ロック機能を有したプレ−ト・タイプからの発展タイプの『確保・器具』が、幾つも登場した。 |
基本形は仏・伊の古い文献情報にも出ていたが 製品化されたのは、仏メ−カ−が、最初だと言われて いる。日本で初期に製作された『似た形状』の器具は 残念な事に、機能を、そこまで吟味していなかった。 |
オ−ト・ロック機能を有していた、初期の平板「プレ−ト形状』の、これらの確保・器具はロ−プの停止・固定と いった初期の目的には、優れた性能を持っていたが、確保後のロック解除・機能を持たない、もしくは解除に 多大な労力や、特殊な作業を必要とした為に、より相互機能が優れた『バケツ・タイプ』の改良・確保・器具へ 利用者は選択の、視線を移したので2000年、以降で次なら『改良品』は、見受けられない。個人的には『ジジ』等は、使用領域も広くて、携行性などは優れた用具だと思う。しかし、最近は使う機会は、殆ど無い。 |
現代的な『クライマ−・ニ−ズ』要求に応えれる『確保・器具』として、一般的に広く知られ。使用者が多いのは単純なバケツ・タイプの発展系。例えばATC等の最新タイプと(下・写真)のルベルソ等が知られている。 ATCタイプは一つの『用具』で、指定されたロ−プ径で使用するのが前提。 ルベルソ等のタイプは、使用環境・利用するロ−プ径の違いで異なる『本体サイズ』タイプを選択して、使用 するのが基本。エイトカンの様に、おおまかに径を選ばずに、使用するシステムは過去の利用方法・技術と 考えるのが妥当。ただし、応用技術としての使用は、自由裁量だ。 |
世界初の自動的(オ−ト・ロック)停止・機能を持った、確保器具。慣れる事により充分にリ−ド・クライマ−を確保する事が、出来るが使用可能なロ−プ径は限定される。シングル・ロ−プ専用 |
『グリグリ』と、同じくシングル・ロ−プ専用のオ−ト・ロック機能を有した、最新ビレイ・ディバイス 他の器具では、対応できない細い径のクライミング・ロ−プに対応する。韓国製品 |
ロ−アルパィン・システム製品の出現時期と『ビレイ・ディバイス』の表記は、ほぼ同一 |
2013年、現在の使用を継続中の各種『ビレイ・デバイス類』 |