フランス国内にしても、イタリア北部の『フェラ−タ』フィ−ルドにしても、楽しめるコ−スが必ずしも著名な「フリ−クライミング・エリア」の近くとは限らないが、片田舎の小さな山々や岩峰・岩塔が存在する所には意外な新しい「コ−ス」が新規に開発・整備されている可能性は高い。そして、岩場のある場所には、小規模ながらもクライミング・ル−トを開くロ−カル・エリアで活動しているクライマ−は、いるもので。見落とされがちな場所にもル−トやエリアは存在している。
(下・写真)のクライミング・ル−トも、フェラ−タを楽しんだ山域から下山後。駐車場・横の小さな岩場に拓かれていた。完全ボルト整備ル−トなので、フェラ−タ装備に数本のクィックドロ−とロ−プを足せば、軽く遊べる。
Via ferrata
ヴィアフェラ−タを楽しむ為の『個人装備』で、最も重要かつ必要なシヨック・アブゾバ−Wスリングこのヴィアフェラ−タ−独自の『装備』の選択が、楽しく安全にフェラ−タ−を楽しむ上で重要。
標準タイプの『ヴィア・フェラ−タ』コ−ス上
に設置されているラダ−と確保ワイヤ
80年〜90年代に新たに開拓・整備された『ヴィア・フェラ−タ』
コ−スが欧州圏内の国には、数多くあるというのも驚きだ。北の
ノルウェ−にも、新規コ−スが整備されているとも聞いた。

個人的には、とっても面白いアウトドア・アクティビティ−(遊び)だと体験からも、思えて人にも、薦められるのでコ−スや装備も含めて、少し詳しくガイド・アドバイスを書こうと考えています。資料・整理・写真も含めて現在『製作・進行中』お楽しみに。

『ヴィア・フエラ−タ=Via ferrata』と言う古くて、新しい『遊び』に関して説明・紹介
最近の『ヴィア・フエラ−タ用具』更に,衝撃吸収・性能が向上した
フランス 個人的「体験コ−ス」まずは、現代風スポ−ツ・タイプを楽しむ(恐怖を楽しむ空中・吊橋)
フランス 古典的な「ケ−ブ・タイプ」から山稜ハイキング(初心者向き)
フランス 古典派「一風・変った海を眼下のヴィア・フエラ−タ」地中海カランク石灰岩の岩場にて
イタリア ここはヴィア・フエラ−タ愛好家の目標「ロング・コ−スの古典的・名コ−ス」
葡萄畑が延々と続く、田舎道を走っていると突然、こんな感じの岩峰や日本ならばクライマ−が思わず車を止めて見上げる岩場は数多い。
抜群の高度感を楽しめる様に設置された「ラダ−」や人の恐怖心を絶対に、計算して位置を決めただろうと推察される、絶妙なステップ金具に、必ず空間を見下ろさなければクリップ出来ないポィントの交換位置のワイヤ−とか、設計・制作者の意図が読み取れる。コレは、一種のデザイナ−的な手法だ。
空間に消えた様にしか見えない
『吊り橋』凄いの一言
適当に「レスト」しないと、流石に腕が疲れて来る。クイックドロ−1本が随分と役に立ってくれる。ホ−ルドなんか探してると落ちる・・
ヴィア・フエラ−タにも『危険』は存在しています
縦走クライミング=岩登りトレッキング?ジャンルは『エイド・クライミング』?面白いのは確か
ヴィア・フェラ−タ・システム
『独・仏・伊』の、お国柄が反映された面白いガイド・ブック類を購入して来て、コ−ス情報を見ていると、やはり歴史のある『登山?形態』としての、この遊びが楽しめるフイ−ルドの大きさを感じる。30年以上も前に、入手していたボロボロの表紙に変わり始めた、独語圏のクライミング雑誌も、体験後に見直すと、意外と興味を惹かれる写真が多い。実は99年のドロミテのコ−スは、この高校生の頃に粋がって、読めもしないのに購入していた『アルピニスムス』の、中の紹介記事がコ−ス決定の唯一の資料だった。