2006年2月21日〜23日 『NHK奈良放送局・ガイド依頼業務』
『1月27日・放送(かんさい1番ニュ−ス)カメラマン冬点描

アイス・クライミング (奈良県・担当ガイド発見・開拓エリア)にて撮影
1月22日の撮影場所

予定していた『野生の呼び声』上部の氷瀑は
事前の空中(ヘリコプタ−)からの観察で氷結
状態が思わしくなく。
21日の現地についてからの確認で、ロケに使
うのには危険性が大きいと判断して場所を変更。

この『写真』場所は数年前の新聞・取材時にも
一度、利用していたのでエリア範囲で上流域の
数箇所と共に2日間に分けて移動して撮影に利用。
撮影2日目のインタビュ−風景
凍結した林道の通行には注意が必要。
最奥部からの『稲村ケ岳』へのアプロ−チは意外と近い。

臨場感、溢れた『アイスクライミング・シ−ン』を撮影すべく、担当カメラマン氏は完全装備に思い撮影・機材を背負って『ユマ−リング』作業壁の途中にて、ザックの中の撮影機材を取り出し不安定な姿勢で、長時間の『撮影・作業』に従事

こういうのがプロ意識というものでしょう。

フイックス(固定)ロ−プにはユマ−リング時やラッペル(懸垂下降)−作業時にもロ−プの伸びが殆ど無くて、扱いやすいスタティック・ロ−プを撮影班の作業用として、使用した。

ロ−プに、ぶら下がっての『撮影作業』を想定してカメラマン用には今回も、快適『座椅子タイプ』のパラグライダ−・ハ−ネスも用意して来たが、今回は使用しなかった。
放送・予定日は2006年1月27日だった。当日の午後も担当者からの細かい情報の確認や、ナレ−ションに使用するかもしれない編集作業・上の情報を電話で問い合わせて来たので、確実にTVで見れると思い込んでいた。録画も準備して、その時間帯を楽しみにしていたが、放送時間帯が過ぎても放映はされなかった。
放送・予定の時間が過ぎて、担当者からの連絡では「奈良局と大阪局」では番組表・通りに予定時間に放送されて局内での評判も上々との事。何故?神戸局で放送されなかったのかは判らないとの返答。で、結局は原因は分からずじまい。月末からの3日間の中で、放送されるだろうとの事だった。
日曜日29日に芦屋ロックガ−デンから、凍結した池を見に上がって、何時もの様に「キヤッスル・ウォ−ル」に立ち寄ってクライミング。出会った登山者の方達から、TVを見たよと声を掛けられた。
大阪方面の方は、映像を見られたそうだ。当の本人は、残念な事に自分の出たニュ−ス映像を、まだ見ていない。意外なエリア・山域での「アイスクライミング」に興味を抱いた人達が多いようだった。
撮影班からの要望で、架橋から豪快にラッペル・空中に飛び出て氷瀑取り付きへ。『映像的』には面白いと思った。対岸からの撮影と、氷瀑に近寄っての撮影、それに数箇所ポィントを変えて今回のロケは終了。スタ−ト地点には川沿いから斜面を上がって簡単に車道に戻る。
『撮影班とICI大阪(店)の大串君を交えての記念撮影。

何度も『登り直す』氷が存在していなかったので
最初のム−ブを丁重に撮影してから、中間部からは
カメラマンの近くで、バシバシ・ガンガン氷を落すクライミング

小さなハング部分からの氷部にスタンスを上げるのと
氷面が薄く、岩場に張り付いただけの終了点・手前の
数メ−トルが核心部。凍った草付部と岩角へのピック
の効きは充分。短いながら、充分に楽しめる。

毎回、急な連絡で周囲の人達には迷惑をかけてしまいましたが、今回の映像を1月30日に、私も見る事が出来ました。3日間の現場ロケでの『アイス・クライミング・シ−ン』を約3分間に、上手くまとめてありました。カメラマンとは冗談交じりに、話していた「ICIとファイントラック」の宣伝ステッカ−類を張りまくったヘルメットでの顔付近のアップ映像。午後に大阪店の大串君からも、しっかりと宣伝・出ていましたよと聞いていましたが、かなり露出度も大きくNHKさん=申し訳ありません。これもプロの立場ゆえで、あります。試供品の最新アックスも目立つように使ってましたので,今期に継続使用も可能との連絡が入りました。映像的にも面白かったと思います、次はル−トでの映像と期待は膨らみます。
写真=右端(NHK奈良・放送局カメラマン)今回の企画・担当者の矢守氏です。
今期も「ICI・石井スポ−ツ」を通じて貸し出し使用
4ケ所の『氷』で、撮影を行った。実際の放映・映像
では、3ケ所が出ていました。
アプロ−チは車を降りて『助手席』から確保も可能。
この場所ほど、便利な氷は滅多に無いでしょう。

ただし。平日でも『猟を目的」の地元の人が通行しますから注意が必要

(某・新聞紙面)にて公表

『場所』が判る方は、まず・いないでしょう

2008年のシ−ズン開幕?は、少し遅れて
この周辺の、最もアプロ−チが便利なエリア
の氷結状態は、一端、緩んだ気温で条件は
あまり良くは無かったが、立春前後の寒気の
流入により、後半に条件が戻った。

この奈良県のNHK映像を見た人達は、関西
範囲以外でも、いた様で情報としても面白か
ったらしく、2008年・今現在でも問合わせや
場所に関する『質問』等が、私に寄せられる。


この周辺は年々と、道路事情が改善されて
かなり『アプロ−チ』が、良くなっているので
条件の良い時には、初心者を含めて関西では
最も、手軽に氷に触れられるエリアだろう。


しかし、どこでも同じだが氷結状態は以前より
も比較して、悪い事が多くなった。

奈良県・範囲の気象情報のチエックと、共に
地域的な状態なども、情報を収集しておくべき
だ。当たり外れは多いエリアですから。
Thursday, February 07, 2008