山懐に入り、渓の夜を過ごす為に
渓を旅する為の『用具』には、一般の登山用・装備や用具とは使用目的が異なり
特別な『物』が幾つか、存在している。その中の俗に『露営用具』には沢の季節だけに適したものが多いので購入・使用には注意が必要です。
この白神山地『追良瀬川・本流』を遡行しての山頂への渓・遡行時に使用した全面メッシュ・ツエルトと軽量フライ・シ−トの組み合わせも、そういった夏場・沢のシ−ズンには快適に使える『用具』の一つです。
『渓』の夜に必ず『焚き火』が必要な訳ではありませんが、基本の生活技術として現代でも大切な習得科目であり、沢の楽しみの中でも大きな位置を占めている行為である事は事実でしょう。
『渓谷・沢』での予定したビバ−クに使われる代表的な装備は、ツエルトと呼ばれる簡易型のテント類か、タ−プに代表される一枚・布の雨避けシ−トが多い。
一昔前と違って、現在ならば沢内
渓流遡行で『テント』を選択するのも
正しい。非常に軽量でセットアップも
簡単、容易なタイプが増えています。
農業用の安価なビニ−ル・シ−トを購入して来て四辺を補強して大型から、小型まで好きなサイズでタ−プとして利用する場合もあります。渓流釣り世界で、俗に『クリスタル・タ−プ』と恰好良く呼ばれている物ですが、使用後に山で捨てられなければ工事用のブル−・シ−トと同じく使い勝手の良い応用品として利用されるのも良いでしょう。ただし、熱には弱く、耐久強度の保障は、ありません。あくまで、市販品を使えてから、様々な状況に対応出来る人が目的を明確にして使うと便利な代用品です。
『渓の夜を快適に過ごす。もしくは寒さも不快さも克服して最大限の軽量化を追及するか?』選択は『自由』問題は、緊急時・対応と目的・自分なりの
『安全・基準』
基本的に一人〜少人数での装備・基本『要素』
渓・沢での食事『二つの選択肢』食を楽しむか・ル−ト攻略か
渓流・渓谷『最大の危険』素早い判断と決断が命を守る
激流・滝(登攀)突破時の危険を考える。継承系の挑戦
最新『衣類』渓流・遡行に適したレイヤ−ド・システム

コンテンツ=改良終了後に製作・予定

全てが近代的で最先端の素材とデザインで形作られている『登山・クライミングクライミング装備』が安全基準としても、快適さでも当然と考えられている現在の『登山』でも、渓の世界には異なる考え方を持つ人々は多い。
『野宿・野営』の古めかしくも、懐かしい言葉に秘められた、原初的な山での体験や楽しみ方を、あえて選択する。
スタイルの差とか、装備や用具の選択方法とは違った、より内面的な精神世界で楽しむ為の制限は、今では登山の世界では少数派。