北海道『野趣・溢れる露天風呂・巡り』個人的・お気に入り野湯 |
No1
『ヌプントムラウシの露天風呂』
カムイワッカの『湯滝』と、共に私の大好きな山の露天風呂
どっかの車のCMで、名が知れ渡り。整備された木枠の『湯』
や脱衣場も完備して、利用者も近年・急増。
『沼の原』から下山しての入浴機会は少なくなったが、山と湯
が渾然一体。ここは、やはり登山者には得がたい別天地。
『避難小屋』完備・トイレありと環境も抜群。
ツ−リング・ライダ−にも人気が高い。
カムイワッカ |
今は入れない【オンネトウ湯滝】 |
ライダ−には古くから知られていた。 一般・観光客が入浴・見学を目的に入渓する様になったのは、最近になってからだが現在では知床観光の中でも、秘境の 【湯滝】の雰囲気は失われた。 |
かっての『秘境イメ−ジ』は、今は無いようだ。短い夏のシ−ズンには林道沿いに、はみ出すほどの観光客の車が並び、入渓口には『草鞋売りの屋台?』が出る。一般の観光客や家族連れが、裸足や靴下履きで『湯滝』手前まで登っている。 |
『秘湯ブ−ム』と呼ばれて久しい。ここの『湯滝』は、そういった 温泉・露天湯の情報の中でも、最も早くから人気のあった山湯 の、一つだが意外とTVなどの映像で紹介される事は少ない。 逆に、情報雑誌にはジャンルを問わず、頻繁に紹介記事が数 く出ていて、バイク専門・雑誌から観光ガイド・山関係から渓流 釣りの情報まで、実に多くの情報が出ているので、知っている は多い。 |
場所を考えれば、この辺りの滝壷・湯まで登るのには、家族連れには無理がある |
カムイワッカ湯の滝・中間「滝壺の湯」 知床自然センタ-から意外と近い。知床五胡・入口から 続く、林道を約8Km。橋周辺に駐車が可能だが最近は 夏のシ−ズン中は込み合う事が多くなって来た。 ヒスイ(翡翠)色の、美しい湯滝は一見の価値あり。 |
私は、毎回・渓流シュ−ズを持参している。 |
斜里町『岩尾別・温泉・三段の湯』 カムイワッカの湯滝と共に、この辺りに立ち寄ったら入湯 したいのが「岩尾別の湯」個人的には、イワウベツ川など での渓流釣りの帰りに利用している。名の知れたイワウベツ川は、誰にでも場所が知られていて・この辺りでは比較的・気楽に釣りに入れるが、他の渓流は良く考えて、入渓しましょう。 |
質素な造りで、周辺自然環境は中々に良い。木漏れ日と鳥のさえずり、平日には込み合う事も少なくホテルが隣接している割には、意外と環境が良い。ここも当然ながらアイヌの人達が、発見したと伝えられ、その後・大正時代に漁師の人達が石積み湯場を設けて休養・保養に利用。温泉旅館が作られ現在は、ポピュラ-な露天風呂。 |
知床半島を何度も、同じ箇所を目的・違いで同じシ−ズン に行ったり、来たり何度も通過している時には、この「湯」 は夜でも使えて便利だった。地元の方々と話せる場として も、この湯は中々にフレンドリ-な場所だ。 |
『羅臼温泉・熊の湯』 |
『北海道でのツ−リング・ライダ-』ならば、必ず話題に取り上げる 山関係でも、渓流釣りに・ちよっとウルサイ人達も、ここの『熊の湯』 の、お世話になった方は多い。地元の『熊の湯・同好会』の皆さんが 日々・掃除に補修、手間暇かけて、利用できる環境を提供して頂いて いる。手伝えと、声を・かけられたら・喜んで掃除ぐらいは協力しよう。 私も、二回ほど湯船掃除のモップがけ・を手伝わせて、いただきました。 |
流石・北の海の漁師の『湯』なので、軟弱・微温湯が好きな方には厳しいですよ |
ちよっと興味があって調べているか、現地で聞けば、誰でも判る『羅臼温泉・羅臼川・周辺の湯』 |
オショロコマを釣る誰でも、知っている『穴場の渓流』周辺には温泉噴出抗の噴煙も見れて、釣りも楽しめて、キャンプ地も近いと便利な温泉環境。 |
観光・温泉派だと、私達が歩く距離感や労力で、充分に 楽しいと考える、範囲も『遠い・難しい』と考える。 山屋だと、その辺りの労苦や必要な時間も、人の少なさ 自販機も外灯も無く、着替えの施設も無くても『環境』が 良いと思える。歩ける間に、こういった山湯を楽しんだ方 が良いでしょう。 大雪高原・硫黄の湯は徒歩・距離も近いが自然環境 良好。白水温泉は、しっかり歩ける人向き。 |
知床半島『瀬石温泉・海の温泉』『漁場の湯』 |
知床半島『相泊温泉』海を目前に、潮風の湯 |
二度目の来訪時には、屋根が立派に変わっていた。マスの定置網漁をやっていて温泉を発見したという。 |
海側は完全オ−プン。湯船は男女別に板で、仕切られている。 ちゃんとした木製・湯船『風呂』脱衣所も湯小屋・内にあって雨の日には助かった。 意外と、車道から気が付かないのか? 『屋根に名前も、書いてある』ライダ-が少ない。地元の人との会話が楽しい。 |
夏期間のみ利用・可能 |
温泉・秘湯ブ−ムにTV情報から、サスペンス・に旅情ドラムにと、実に数多く、この『海の湯』は紹介されている。満潮時に車道・横に車を止めて残念がっている観光客や見物人を、随分と多く見るようになった。 入湯できるのは、当然ながら『干潮時の時間帯』だけ。 カヤックを横付けしての入湯が、一つの理想。 |
セセキの湯から一端、車道に戻り羅臼方面に戻ってから 河口の海側に、もう一つの『露天風呂』が掘られている。 『漁師・漁場の湯』とも呼ばれる、簡易・素掘りの露天風呂 なので、スコップも用意しておいた方が良いかも知れない。 私が利用した時には、掘り下げ利用の後だったが、台風後 などには、埋まっている可能性も高い。 ここもカヤック横付け。釣りを楽しんだ後にでも入湯したら 極楽ツア-の典型・露天風呂だな。 近辺に俗に『漁師の湯』と近在の人達に利用されている、天然露天 が堪能・出来る『湯場』が、一つ。 こちらの方は、車道から見る事が出来ないので観光客やライダ− の若者達が入りに来る事は、滅多に無くて「穴場的な湯」 きっと探査・大規模に場所を特定して掘り下げれば『温泉』が確実に 湧出するのだろう。自然遺産・登録後の問題として危惧されている 観光化が、この辺りまで影響を及ぼすとは考え難いが・・・・ |
オンネトウ-湯の滝とか、『湯ノ沢』に、他の山中の小さな露天風呂も徐々に管理され 入湯が禁止されていたり、現実に入れないように変化している場所が増えて来た。 穂高時代の『穴場・露天風呂』の様に、少しずつ時代と共に、そういった無料・無施設 隠れた、地元の人達・利用の穴場・温泉は消えていく。 |
露天風呂・宝庫の『北海道』に、あって『然別範囲とユウヤンベツ川』付近の本物の露天風呂は 通い込む労力が報われる地域の湯の宝庫だ。特に長期キャンプで無くても、『鹿の湯』とかは 穴場の中の、御薦めキャンプ場と露天風呂。この周辺を廻るだけで1シ−ズンが必要だ。 |
『絶対・御薦め。個人的お気に入り、ヌプントムラウシ温泉の山湯 |
『カヤックで入湯』 古い「BEPAL」の釧路川・川旅レポ−トの記事は、憧れを 北の川旅を、かなり刺激した。その後は、スタ−ト地点の 湖畔の温泉も、情報で頻繁に見るようになり、とっておき 露天風呂の話題も、かなり多く情報として世に出た。 その後に、現地で知った次の『穴場・情報』は立ち寄れな かった。次ぎの楽しみが、また増えてしまった。 『和琴温泉・半島、奥の湯』『オヤコッ地獄の湯』 |
雄阿寒・忘れられた温泉『ホテル跡の湯』 |
国道から、ゲ−トの残る未舗装道を歩いて川に出ると、その『湯』は、意外と立派な木製の湯船と共にあった。 ガイド・ブック派、その頃は持っていなかったので、前日に阿寒湖のキャンプ場のオジサンや地元の釣り師に場所を聞いて、ルア−も持参して来た。同じ時期に、山から下山後に情報を収集しておいた『阿寒川・手水の湯』と『阿寒川フレの湯』も、雨の中で体験。原始林の中の、秘湯の宝庫として、この辺りは貴重だ。 |
一種独特の『川底の色』と、露天風呂に釣りは 阿寒川ならではの楽しさ。 大きな『キャンプ施設』は、個人的には好きでは無いが 阿寒湖と阿寒川の、自然に触れられれば小さな事は、 どうでも良くなる。 この『温泉ホテル跡の湯』とか言われている『湯』の場所は 車止めのゲ−トからも近くて、比較的この様な場所の『湯』と しては、入浴の労は少ないが、あまり人が訪れている痕跡は 無く、環境的には阿寒川らしい雰囲気が色濃く感じられて私は 好きだ。 |
北海道の『夏は短い』2ケ月の期間でも、最適期は・あっという間に通り過ぎていく気がした。何度も、長期・企画では通って来れる『土地』では、ないので二度目の夏には、収集しておいた情報ファイルだけで、数キロの重さそれでも、まだ情報を集める必要性が残っている。 北海道で、本気で遊ぶのには気合が必要だ。 |
ヌプントムラウシでのガイド山行の2回目の 準備と休養に、使わせて貰ったライダ− ハウスと同じ、所有者から借りた『小屋』と 隣の『五右衛門・風呂小屋』に大型装備を 置いておけた施設の土地。 視覚障害のメンバ−、の来訪時には本館 のウッディ−な部屋を使った。 |
入道して、まずは落ち着くのに良い キャンプ場には、小さなログ小屋の コテ−ジが、大量の装備類の整理や休養 に便利だ。隣接する立派な『風呂施設』 には、裏側に山の様に薪が積み上げられ ていて、斧は持参。 シ−ズン前には、誰も来ないようで とても静かで、、快適だ。 |
最近は『湯治キャンパ-』の集まる人気エリアへと雰囲気も、変わって来たような秘湯イメ−ジが減少してしまった。山奥の露天風呂、以前は原始的な雰囲気が濃厚な「自然な露天風呂」だったが、車のCMに出てからは本格的な木製の『湯船に脱衣所』も出来て、少し雰囲気は違う。それでも、立派な『登山者・用の避難小屋』と、快適な露天風呂の魅力は素晴らしい。トムラウシに登る、殆どの登山者は、この場所には降りては来ない。 |
私の好きな温泉だ |
しっかりとした木枠の『湯船』には、かなり高温の湯が豊富に流入しているが、温度調節の為の冷たい水を簡単に、加える事が出来ないのは残念。散策・探査の、ついでに釣りポィンも探して歩いてみるとこの『湯』の、周辺には温泉・湯の感触を感じる場所が幾つか見られた。 |
2ケ月〜3ケ月と長期に移動・活動していると休養や 装備の補給。クライアントとの合流後の宿泊施設として 『ライダ−ズ・ハウス』の利用が便利だ。 何箇所か仲良くなって連泊したり、季節の変わり目に 再訪して顔を覚えられた、こういった施設を利用して 快適な滞在を楽しんだ。 |