【兵庫県・播磨・播州エリアでのアイス・クライミング情報(1)】

『六甲山』での、アイス・クライミングでも
「眉唾もの」と考えている人達には、ここは
更に信用されないエリア(山域)でしょう。

最近は「ネット情報」を頼って、取材・対象を探している新聞も、ようやく・この辺りの「冬・限定」の凍る滝に目を向け始めましたから、『新聞・情報』の写真などで・この「氷滝」を目当てに集まって来る登山者やアマチュア・カメラマンも増え出しました。

この周辺の山々は、中高年者の登山者が急増し出した、この
5年〜10年・以前は、交通が不便な地域にあった為に・大阪、神戸・方面からハイカ−が気楽に訪ねて来る山域では、ありませんでしたが・ハイキング・コ−スとしての良さ・に展望の開けた山頂の評判から・徐々に多くの山好き・ハイキング愛好家の間で評判となって、季節を問わず賑わい出した山・コ−スです

中国・自動車道を利用すると、阪神圏・各地から意外と・身近な山域で。地域・活性化を図るために各種・施設や登山道の整備も進んでいて、温泉施設。キャンプ場・コテ−ジ等と言った・環境・施設も充実していて・中々、利用価値が高まった「エリア」と呼べるように・なって来ました。

『篇妙の滝・下段部』
2004年の結氷・期間も短かった。
必ず、登れる状態に・なるとは限らないので毎・冬。短い寒気・流入時にチャンスを生かす状況・判断が必要。過去10年間・範囲では全く・登れる状態に氷が形成されなかった『冬』が2度あった。2011年が、久しぶりにコンディション良好。

この「滝」には、1987年に試登・経験があった。
その時は、入山した時期が寒気・流入から日が立ち過ぎていて下段部・最右、壁を登ったのみで下降。殆ど・残った氷も岩面に残っていず。ベルグラの残骸が残っていた、だけの状態を見て。あまり、次回の再訪を急ぐ必要性も感じなかった。同時期に集中して、開拓・範囲を広げていた「大峰・山域」での、アイス・クライミングで・時間が必要だった頃でもあり・しばらくは、この「中国自動車道」周辺での『氷』に、関しては、ごく一部の、有力・個人情報の確認を急いでいた(某・沢)と、当時にガイド業務・依頼で珍しい「内容」を希望されて・友人の中村君も誘って・これもガイド業務では異例の役場での「プレゼン」を行うに・必要な調査・山行、時に偶然に見つけた。日本海側としては、多分「兵庫県」内では、最大・規模?の課題の『冬・状態』の方に、興味が引き寄せられていて。

この「滝」は、しばらく「課題リスト」から外れていた。

この『滝』を登った、記録は公表している
夏の滝ル−トとしては、入渓口にある20mほどの滝にも1本、フリ-で、登れるラインを開拓してあるが、多分?再登者は、いないだろう。『岳人・記録、公開』
1982年からの各・冬期の条件で最も「完全・結氷」に近い状態でクライミング対象として、素晴らしいラインを登る事が出来たのは2006年1月中旬までに、数回。80年代からの、暖冬・感覚で播但・播州の低山域で凍る滝の話題は各種メディアで、頻繁に取り上げられる事となったが、観賞目的の「氷結」情報と、アイス・クライミング目的での氷結状態では、やはり大きな差異がある為、実際に現地に来て落胆したというクライマ−は多い。

逆に、かなり遠方からの来訪者が、絶好の条件下で楽しいアイス・クライミングを体験している例も、あって毎回の事ながら情報の「質」が問題となる。2005年12月末から、翌年2006年1月8日までの、状態も近年では稀な低気温・寒気の流入で、昨年度よりも「凍る滝・観賞」目的のハイカ−は増加。
地元・情報の『新聞・紙面』に、写真記事が出ると一気に入山者が増えるので、クライミング中の落氷には、かなり気を使う。ここは、滝下まで多くの登山者・ハイカ−が上がって来る場所なのと、中段より上に上り始めたクライマ−には、取り付き付近の登山者の動向が把握し難いので、事故が危惧される。


個人的に危惧していた『クライミング禁止』
地元から『クライミング禁止・勧告』されてしまいました。2011年、現在はアプロ−チ途中に2枚
禁止の看板が出ています。
この山の『山頂』からの展望は、素晴らしいので人気が出ても仕方が無い。
私もハイキングを楽しむのにも、何度か登ってます。冬の積雪時には注意が必要
近くの氷瀑・形成が期待できる小滝は今期(2006年)は、氷結しなかった