「日高」の源流での釣り三昧・源流の自然を楽しんだ後は当時「国内で最も清流」あの、四国の四万十川を抜いて

水質環境・最高ランクと、どっかの政治関係の「確定」機関の、お墨付きとか?そんなランクを聞かなくても、ここはこの国に残された「数少ない原始の匂いが残る」海まで続く本来の「川」の形を楽しめる素晴らしい場所。

川にカヤックを浮かべて、最初に川上からの風景を見上げての「川旅」も3日目のキャンプの夜となり。

明日は、北の「海」へ漕ぎ出す。
この、遠く「日高の山並み」が紅に染まり出す、わずかな夜の手前の一時・テントは張り終え、夜の焚き火に充分な流木も手近に集め、不意の増水にもカヤックは手元に引き上げてあり・静かな夕刻は「美しい時間」を濃い目に入れた暖かいコ−ヒ−を手に、ラフマ−の包み込む布背が快適な低めの折り畳み「椅子」を夕焼けに向けて・・「キャンプ」の時間の中でも、これは至福の一時。

バックウォ−タ−の強烈な激流に乗って快適・高速流下を楽しんだ後の「十勝川」中流部の、中州と倒木が流れの中を複雑に遮断して「自然の迷路」を連想させる。

「台風」の被害・爪痕が残る小さな中州が前進・先に間違って進むと進退窮まる「罠」を用意していて、バックは効かないカヤックに乗っての「ル−トフアィンディング」は、一種ビッグウォ−ルで出会う感覚に似通って、失敗するまでは「楽しい」ものだ。

何も、大きな問題も生じず。
迷路を抜け出せば、鴨の親子の御出迎え。数週間・前の「釧路川」と同じく数家族が親鴨に子鴨・数羽・まるで小さな瀬で家族で、流れで遊んでいるようだった。

国内でも、最も「キャンプとクライミング」が楽しめる、最適・環境を有しているのが「小川山」

震災時に『ボランティア連絡所』や本部関係に
使用していた、特大・中国(モンゴル)軍・天幕

個別対応でのバリアフリ−・プログラムで
四国からキャニオニング体験に参加しに
来た、葵チャンが車椅子で出入りし易く

キャンプを楽しく体験出来るようにベ−ス地に
持ち込んだ。車椅子での出入りも段差も、目前
の壁も無く。スム−ズに使えて便利だった。

この特製・大型天幕は寒冷地・仕様に作られている
ので、天幕内部で『焚き火』が可能。
以前、交流登山で雪の横山岳ベ−スでも大活躍。
他に、同じく子供達グル−プと視覚障害者のジョィント
企画でのプログラムでもキャンプ・ベ−スに活用している。

しかし。一度、濡らすと・・・・・・

収納と保管は、いつも頭の痛い問題。
このタイプを、あの係りを担当していた時に約30張り
は、あちこちに譲ったが、活用されているのだろうか?

『TENT』テントには・どれだけの時間を、世話になったか。最長・生活期間には年間で200日を越える日数を私は「テント」で、生活していた。岩壁や雪の急斜面・氷壁に切り崩した小さなテラスにも、ツエルトを張って寝ているし・。湿地の中・工夫してハンモックの上にテントを広げて寝たり。木の上に、合板を加工して、持ち込んだプラット・ホ−ム状のスペ−スに小さな、テントを張って夜を過ごした事も、ある。橋の下で・パンフレットとかの紙を細々と燃やしながらテントの無い、夜・ダッフル・コ−トが唯一の温もりだった旅の夜には、つくづくテントが欲しかった。そう言えば幼い時にオヤジから家を、追い出されて生れて初めて冬の山中で、裸足で草の窪枯で葉を身体に被って耐えた夜から、考えたらテントを持ち出してからは・精神的には「無敵」だな・と感じた。

2006/03/30 (木) 15:13:23

キャンプの楽しみ方には、人それぞれの好みとスタイルが、あって。その嗜好には用具から雰囲気まで実に様々な好みと、楽しみ方が存在するので、これが一番・楽しい『方法やスタイル』と人に、薦めたりするのは間違い。文化的で清潔、快適な不便を極力、嫌って排除した『オ−ト・キャンプ・スタイル』の快適さと楽しさを唯一・キャンプの楽しみ、遊び方だと主張するかのようなアウトドア雑誌やメ−カ−・カタログのグラビア写真に影響を受けて、グッズ(装備や用具)を集めるのが、楽しいと思う人もいる。逆にライダ−社会の中にファンも多い、簡易野営・野宿の様なスタイルに憧れを抱く人達も中にはいる。それぞれが楽しい。
ある夏の『北海道でのキャンプ滞在』シ−ズン中にキャンプ地に、立てた三脚は約20本
被災・避難生活の疲れを癒した北の川旅
誰にも会わずにすむ快適さ
1993年・投稿原稿
『黒部』も『剣岳』でも『穂高岳・範囲』でも
長く、野営(キャンプ生活)を続けていた。
岩小屋(岩穴)長期・滞在も多かった。
必ず変化していく日本の河川環境の中で
『この場所』を老後にでも、再び訪ねたい
と考えている。
『マイカ-』利用。車が無ければ野外の遊びに
出れないと思い込む、意識を持っている人達
が多過ぎる。

野外遊び系を主張する情報誌の全ても、車社会
の経済の中で上手に内容を隠しながら、購買意欲
を刺激する役割を担っている。
その方法・手法は流石だ。
アンチテ−ゼ・文句を付け加える余地は少ない。
山上湖の『特選キャンプ場』
夏の真っ盛り、短い最適期・北海道だと言うのに他の
キャンパ−、利用者の姿を見なかった。
キャンプ地から、ほんの僅かな距離に素敵な釣り
環境が広がっている。
湖面を渡る風は、終日・穏やかで快適。
観光地とは少し違う、イタリア北部の辺鄙な
村のキャンプ場は、利用料金も安い。
クライミングと快適なキャンプは密接な関係。
Monday, 26 October, 2009
いい『キャンプ・サイト』及び、長期ベ−スの場所の好みは、人それぞれ違うのが当然。
欧州基準の『オ−ト・キャンプ場』の設備や環境は、アメリカとは少し違う。個人的に車が生活スタイルの中心となり、キャンプ場でも『テント宿泊』愛好家が極端に少ないと見られる『北米』スタイルと、欧州圏で普通に見られるキャンプ風景は、似ているようでも実は違う雰囲気があるようだ。その雰囲気の違いも、徐々に『北米タイプ』の車をメインとしたキャンプに移行し出しているようなのが仏の、キャンプ・スタイルかも知れない。
『キャンプ場でテントで寝る』『キャンプ場での食事』その事が、一種の『レジャ−』として定着して、多くの人達は『キャンプ』を快適性と娯楽としての、楽しみだけに行う活動だと認識してしまい、野外での生活・生きる為に使う技術や、他の国で今でも生存と生活で必要不可欠な『実際の住居』としての『テント』や炊事の為に火を利用しているという常識、知識と重ね合わせて意識するという機会も、殆ど無いようだ。以前の様に山の世界でも『キャンプ』の基礎知識が冒険の舞台で要求される基礎的な技術だという認識や、意識を互いに共有する機会も減り出してしまった。『同類、同種』に見えても、キャンプ=車で装備を運搬、移動して、より快適性を求める人達の『キャンプ』の、イメ−ジと自分が背負える範囲での山でのテント利用のキャンプを楽しむ、人達では同じ『山やキャンプ場』でも、話しは通じ難い。かっては、命を守る、生き延びる為に必要だった『装備・用具』が、キャンプがレジャ−となり、不景気な世の中での比較的、安価な『娯楽の一種』として普及し、家族での野外体験を求める人達が増えた結果、今では、どこの地域ディスカウント・シヨップにでも売っている『キャンプ用具』の『テント』も、驚くほどに低価格で購入する事も出来るようになった。昔ならば、考えられなかった『キャンプ場のゴミ・ステ−ション』にも放置され、遺棄される『テント』を見ると、この『キャンプ用のテント』は、以前のイメ−ジとは全く、違った用具になったのかも知れない。
普通に、皆さんが考える『テント』しは違う。
やはり、軍事・長期の露営用や大陸の厳しい冬の寒気に耐えれる様に作ってあるので、様々な気候、気象条件に耐えれる。組み立て、設営には技術も人でも時間も要求されるので、通常のキャンプで気楽に使えるというタイプではありません。
日本でならば、『キャンプ・ベ−ス』からの『温泉』と『漁港/そして地元の朝市』や、最近ならば、『道の駅』や地元の農作物・直売所の情報把握、そしてクチコミ、現地での情報収集と現場チエックが基本。海外でも基本は同じだが、コミュニケ−ションの必要事項の語学、会話能力の絶対的な不足を補えるだけの『時間』は、いつも不足するのが何時もの事なので、最低限『地元・食材』の事前情報だけは必要不可欠。
日本では入手困難なトマトを潰しての『トマト・ソ−ス』を夕食に。この『トマト』の情報だけで、一冊のファイルを作ってしまうほど、事前情報を収集していた。そういった苦労が報われるかどうかは、考え方、趣味の問題ではある。
『避暑気分のクライミング環境』が、快適で自然環境も素晴らしい、白樺林を抜けてキャンプ・ベ−スから岩場へ。
『小川山』クライミング・ベ−スに最適なキャンプ場から、ほんの少し下った『金峰川』は知る人ぞ知る『渓流釣り』の、穴場エリアだったが、この優良渓流で気楽に『岩魚』と遊べたのは、随分と前の事。クライミングの合間に小雨の停滞日に、毛鉤を振ると随分と楽しめた記憶が今は懐かしい。